そんな気持ちを抱えながら、私は最初の記事を書きました。アクセスはゼロ。フォロワーもいません。検索にもかかっていない状態での、完全な”ひとり語り”です。
それでも——書き始めたら、止まりませんでした。
こんなに止まらないのはなぜだろう、と自分でも不思議なくらいでした。この記事では、副業ブログの初投稿で私が体験したこと、気づいたこと、そして「誰にも読まれなくてもモチベーションが落ちなかった理由」を、正直にお伝えしていきます。
👤 はじめましての方はこちら → プロフィールページ
WordPressの設定が終わって、最初にやったこと
WordPressを立ち上げて、テーマを選んで、パーマリンクも設定して。ようやく「さあ、記事を書こう」というところまできました。
このとき私が使ったのは、ConoHa WINGというレンタルサーバーです。WordPressかんたんセットアップという機能があって、サーバー契約と同時にWordPressまで設定できるのが、正直かなり助かりました。ブログを始めようか迷っている方には、仕組みをよく知らなくてもスタートできるという点でおすすめしています。
さて、準備が整ったところで「最初に何を書くか」ですが、私は一般的な”自己紹介記事”ではなく、プロフィールページから書き始めることにしました。
理由はシンプルで、「この人、誰?」という疑問を先に解消しておかないと、記事を読んでもらえないと感じたからです。長年デザイナーとしてクライアントと向き合ってきた経験から、人は「何を言っているか」より「誰が言っているか」を先に判断するものだと感じていました。
これが正解かどうかはわかりません。でも、自分が納得できる順番でスタートすることが、続けるうえで大切だと思いました。
プロフィールページを書き始めたら、止まらなくなりました
プロフィールを書き始めた途端、思っていたよりずっと深いところまで引き込まれていきました。
自分の経歴を整理しようとすると、記憶が次々と浮かんでくるんです。
シングルマザーだった時期のこと。月収12万円で、子どもに「ごめんね」と思いながらやりくりしていた日々。そこから這い上がってデザイナーとして独立できたこと。事業が軌道に乗ったと思ったら、また思うようにいかなくなった時期のこと。
「こんなことまで書いていいのかな」「失敗したことも書くべきかな」と迷いましたが、最終的に失敗も正直に書くことにしました。うまくいった話だけを並べても、リアルさがないと感じたからです。もし誰かが読んでくださるとしたら、きっとその方も何かに悩んでいるはず。そういう方には、飾らない言葉の方が届くと思いました。
書いているうちに感情が揺れました。懐かしさ、後悔、誇り、ちょっとした恥ずかしさ。そんなものが混ざり合いながら、気づいたら2時間以上が経っていました。「書き始めたら止まらなかった」というのは、本当にそのままの体験です。
書いてみてわかった「楽しく書けること」と「読まれる文章」は別物でした
書き終えて読み返したとき、率直に「これは読みにくいな」と思いました。
経験してきたことを全部詰め込んでしまって、話の流れが見えにくくなっていたんです。何が言いたいのかが散漫で、感情的には満足していても、文章としては整理されていませんでした。
このとき初めて気づいたことがあります。「自分が楽しく書ける文章」と「読者が読みやすい文章」は、まったく別の技術だということです。
書くことは気持ちよかったです。でも、読む人の視点で見たとき、それが「伝わっているか」はまた別の話でした。情報を詰め込みすぎると読者の方は疲れてしまいます。感情だけが先走ると、ついてきてもらえなくなります。
何度も書き直しました。「この話は今じゃなくていいか」「ここは削ろう」「順番を変えてみよう」。そのたびに少しずつ、読んでくださる方を意識した文章に近づいていった気がします。ブログを続けていくうえで、書く体力と整える技術は別物だということ。これは、最初の一記事から教えてもらいました。
誰にも読まれなくても、モチベーションが下がらなかった理由
初投稿を公開したとき、アクセスはもちろんゼロでした。
SNSでシェアもしていません。検索にもかかっていない。家族にも教えていない。「公開した」という事実だけがある状態で、誰にも読まれていない記事がひっそりインターネット上に存在している——。
普通に考えれば、虚しくなりそうですよね。
でも不思議なことに、まったく虚しくなかったんです。
その理由をずっと考えていたのですが、ある日気づきました。私は「今いる読者」に向けて書いていなかったんだと思います。「いつか、ここにたどり着く誰か」のために書いていたのです。
50代でブログを始めることを迷っている方。副業として何かを始めたいけれど、最初の一歩が踏み出せない方。自分の経験を言葉にすることに意味があるのか、悩んでいる方。
そういう方がいつかGoogleで検索して、この記事にたどり着いてくれたらいい。そのために書いている、という感覚が最初からありました。
読まれていない今この瞬間も、「未来の誰かに届けるための準備をしている」と思えたから、モチベーションは下がりませんでした。
50代からブログを始めることへの、正直な気持ち
「50代でブログを始めるなんて、遅すぎるんじゃないか」——そう思っている方へ、正直にお伝えしたいことがあります。
確かに、20代から積み上げてきた方との差はあります。検索上位を取るまでの時間も、競合との差を埋めるのも、簡単ではないかもしれません。
でも、50代には50代にしか書けないものがあると、私は感じています。
人生経験の深さ、失敗から学んできたこと、修羅場をくぐってきたからこそ見える視点。それは若い書き手にはなかなか出せないものです。年齢を重ねてきたことそのものが、コンテンツになります。
そして何より、「今からでも始められる」ということ自体が、誰かへのメッセージになります。
私がブログを書くことで、「じゃあ私もやってみようかな」と思える方が一人でもいれば、それだけで十分意味があると思っています。読者数や収益の話は、その後でいい。まず書き始めること、それが全部の始まりです。
誰にも読まれない初投稿も、それを書いた自分も、「副業ブログを始めた50代」という事実はずっと変わりません。その一歩は、誰にも消せないものです。
まとめ
- 最初の投稿は「プロフィールページ」を選びました。読者の方はまず「誰が書いているか」を見てくださいます
- 書き始めたら止まりませんでした。自分の人生を言語化する作業は、予想以上に深いものでした
- 楽しく書けることと、読まれる文章は別物です。編集する力が、ブログを続けるうえで大切になってきます
- 誰にも読まれなくてもモチベーションが下がらなかったのは、「いつか届く誰か」に向けて書いていたからです
- 50代からブログを始めることは、遅くありません。年齢分の経験が、そのままコンテンツになります
副業ブログは、すぐに結果が出るものではありません。でも、書き続けることに意味があります。今日の一本が、半年後に誰かの背中を押せるかもしれない。
まず書くこと。それだけでいいと思います。
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